ぼろさーす4(と3)

週末はガンドックのGM。PCが悪役側っつうシナリオの4回目です。
ブラックボロサスセッションの続編。
今回4回目でしたが、そいえば3回目の記事も無いので一緒に記載。


ぼろさす3回目
–シナリオ概要
 フランスで代議士をしているO氏は、国内再活性のために不法入国者への風当たりが強い事で知られる。ブラックボロサスのカイエン「Mr.シェイクハンド」はO氏の暗殺を敵対者から請負い、PC達へ依頼を行う。これは地元犯罪グループを利用しての作戦であり、PC達の犯罪コンサルティング能力のテストも兼ねていた。
 作戦決行前の1ヶ月間を利用して軍事教練キャンプでの教育を行うPC達であったが、作戦決行の前に到着するはずだったPC達の武装が、組織の裏切者のために到着しない事態となる。裏切り者の処分はさておき、BB側のメンツにかけてO氏の暗殺は行われなくてはならない。

 今回も教育上よろしくないシナリオです。で、このシナリオの補足条件は以下のとおり。


  • 作戦開始前に4週間の訓練期間があり、そこでNPC(ギャング4名、ゲリラ4名、幹部2名)の訓練を行う。
  • 訓練では教えるスキルと技能伝達のための<交渉>の両方に成功する必要がある。成功すればスキルレベル+1。
  • 教育は余暇ルールを流用。基本1週間単位での教育だが、銃器類は2週間必要。
  • 訓練判定に失敗した場合は+1週間で補習が出来る。
  • NPC達の装備はAK47(粗悪)とテック9で、PC達も上手く武器調達できなければ武装はコレ。

 こんな感じで、1ヶ月(4ターン)のプチ育成ゲームをやってもらってから、若干装備が不利な状況で作戦を成功させてね、というシナリオでした。戦闘的にはNPC達が敵ガンドックへ一次攻撃を仕掛けた後に、ステルスってたPC達が順次ガンドック達を排除という流れ。コマンダーが狙われない場所取りをしていたのと、敵ガンドックがクラスアーツを使ってから行動できたのでかなり順調な戦闘でした。あと轢逃げつおい。
 そんなこんなで作戦を無事成功させたPC達は、裏切り者の処分へと向かうのでありました。
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ぼろさす4回目
–シナリオ概要
 「Mr.シェイクハンド」は裏切りに対して病的なまでに報復を行うエージェントである。彼は前回の作戦で裏切りを働いたD氏への報酬として、無限の苦しみと永遠の後悔を与える事を誓い、PC達に「彼を生きたまま捕える」ことを要求した。D氏は現在カリブ海に浮かぶ孤島のリゾートハウスへ身を潜めている。この建物は表向きはリゾートハウスの体を持っているが、シャトードノワールの異名を持つ拠点施設であり、侵入には注意が必要である。
 なお、今回はD氏が絶望し、自ら命を絶った場合でも任務失敗となる、細心の注意を払って作戦に望んで欲しい。

 と、ぷち連作ぽいシナリオ。で、このシナリオの補足条件は以下のとおり。

  • ハウスルール1:相手の感知達成値を聞いてから局地行動、市街地行動スキルを使用してよい。
  • ハウスルール2:今回のシナリオに限り、不要なクラスアーツ2個をペップトーク、同じくクラスアーツ3個をサムズアップとして交換できる。
  • D氏が死亡したらミッション失敗。自殺の場合でも失敗。
  • 護衛として少人数のガンドックとセキュリティが確認されている。
  • 護衛のガンドックの中にD氏の裏切りをそそのかした女がいるらしい、彼女も捕えてくれば報酬が増える。

 というわけで、なんとしてでも生かして捕えろ!なシナリオです。ちなみにD氏の自殺についてはGM側で「絶望TRS」を準備、護衛のガンドックが倒されていくと絶望して死んでしまうという仕掛けでした。(この進行度は交渉ロールの成功度により把握出来ます)
 んで、ステルスエントリー向けのミッションとしたかったためにこのシナリオだけハウスルール1・2を追加。護衛側のうっかりクリティカル等で隠密がおしゃかにならないように配慮しております。
 ちなみにサブ目標で生きたまま捕えてくるとボーナスが貰える敵ガンドックのおねーちゃんはデモ/メディ、スカウトの気絶効果クラスアーツ「ノックダウン」に対抗する能力もちで、かつ屋敷のあらゆるところに爆弾を仕掛けているというなかなか意地悪なつくりなのでした。
 実際のセッションは、これまで市街戦メインだったPC達が局地行動で苦労しながら屋敷に到着し、屋敷内では恐ろしい手際でトラップを解除。ほぼ警報解除不可能な最後のシークレットドア(懐かしい響きだ・・)を突破してからは電撃作戦という形で進みました。
 最終局面ではPC5人に対して敵ガンドックは3人でしたが、各所に仕掛けられたクレイモアや爆弾トラップで徐々にPC達のHPを削り、爆弾の回避で行動キャンセルとなった隙に、狙撃銃をショットガンに持ち替えた敵アサ/スナが大打撃を与える予定だったのですが、ここでGMの目はファンブル。他にもなかなか良いマスターとしての出目を披露して、ほぼ敵ガンドックがクラスアーツを使い切ると同時に制圧完了となるのでした。ちなみにデモ/メディを捕えたのは格闘(極め)です。使いどころ難しいけどピン(釘付け)出来るのはいい能力だと思います。
 エンディングでは、証拠隠滅のために屋敷に爆弾を仕掛けて脱出、爆発する屋敷を洋上で見ながら「今回の特別ボーナスはその屋敷だよーん」という連絡を貰うってオチでした。まあ多額の報酬の使い道が出来て良かったよね、ね?
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 そんなこんなでほとんど絶望TRSは使いませんでしたが、これについては
・クラスアーツを消費しながらでも隠密行動を維持して短期決戦を計る。
・クラスアーツは消費せず、発見された後に絶望TRSを予測しながら行動決定してもらう。
のどちらかがやってもらえれば良かったので、自分としては満足です。まあ、敵スナイパーをもう少し撃たせやすくして隙を作ってたほうが、悩みがいがあったかもしれません。ちなみにD氏が自殺しても、30分以内の到着なら無理やり「リバイブ」のクラスアーツ使って叩き起こすってな展開も考えてました。
 今回作成したMAPは3枚(屋外、屋敷1F、屋敷2F)なかなか苦労しましたが、やっぱMAPの力は偉大だと思いました。
次はどうすっかな~♪

       

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