ぼろさす6回目(最終回)

身内でやってたガンドックキャンペーン(ブラックボロサス編)ですが、ついに最終回!


–シナリオ概要
 Mr.シェイクハンドからの今回の依頼は、中央アジアK国からU国への武力侵攻支援である。だが実際にはこの作戦の主体は進攻される側のU国であり、作戦は「武力侵攻を行ってきたK国への反撃」というU国側に都合のいい戦争口実を作成するためのものであった。
 破格の報酬と待遇、そしてMr.シェイクハンドの言動に違和感を覚えたPC達は、自らの退路確保をMr.チキンハートへと依頼する。策謀と裏切りの戦場、はたして命運は如何に!

 あと2回分ぐらいのネタはあったのですが、新版も出たことだし旧版ルールでのキャンペーンは一端区切りをつけておこうという意図で最終回の運びとなりました。
 ミッション依頼自体は、ブラックボロサス(BB)達が現地ゲリラと合流しつつ、U国の軍事キャンプを襲撃するというもので、BB的には割とオーソドックスな感じ。ですが、セッション開始からMr.シェイクハンドの中の人が入れ替わっていたり、敵方になぜかガンドックチームが派遣されていたり、と不安箇所がちらほら判明します。
 そんな不安を抱えた状態でしたが、PC側の発案でMr.チキンハートへ自分達の身代わりを用意してもらうことに。

PC達は現地入りして、地元ゲリラと仲良くなったり、敵情視察などしたりしつつ作戦へ。軍事キャンプを囲む、沼地と山地の2方向から侵入し、沼地側で騒ぎを起こして、山地側から不意打ちを行おうという計画。

 実作戦でエントリーは順調にいきますが、沼地側で騒ぎを起こす段になってアクシデント発生。てかPCと一緒に同行したゲリラの人は工作員(スパイ)だったのよん。ここぞというタイミングでPCにM14ぶっ放しましたが、レベル3アーマーが硬くて、逆に爆殺されるありさま。
 山側も確実ではないものの、大まかな位置を把握してるかのように敵方は行動。包囲戦を狙いますが、PC達の先制&統制射撃で敵方ガンドックを1人ずつ撃破。山地側にも工作員が一人いたのですが、やっぱりレベル3アーマー硬す。
 そんなこんなで、途中にMr.チキンハートから情報。敵方のリーダーが実はガンドックではなく、身分を偽ったブラックボロサスの人間であることが判明。PC達はこの作戦で体よく捨て駒にされる予定だったんだよ!と。ですが自分の身代わりを上手く残しながらPC達は撤退します。
 セッション最後に生チキンハートとご対面。チキンハート氏、実はごっついアサ/コマの大男で、私怨からブラックボロサスの壊滅を目論んでるんだよ、君たちも一緒にどうだい?ってオチでした。

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 キャンペーンを通してきて、最後の隠しテーマは「裏切り」でした。てかBB自体が裏切り者のような存在なので、最終回は裏切り者vs裏切り者vs裏切り者ってな構成で行こうと考えておりました。大ネタ的には、(犯罪者として)知名度の上がってきたPC達を組織は体よく排除しようと画策してて、この作戦に乗じて始末してしまえーって感じだったのですが、プレイ中には上手くその辺が出せなかった感がありました。
 とはいえ、実際は最後の局面でドラマチックに登場しようとしてたMr.チキンハートを序盤で捕まえたり、頑なに隠密を成功させて敵の先制攻撃を防いだのは、GMも予想してない展開でいい感じだったかと思います。

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 新版にブラックボロサスという単語がでておらず、追加サプリで出す予定なのかそれとも歴史の闇に葬りさられるのか判りませんが、装備とか侵入の制約とかを設けやすいブラックボロサスという設定はGM的には面白い感じでございました。普段人情味のあるロールプレイとかしてるプレイヤーの皆さんが・・・命乞いする親子を情け容赦なくキルったりする姿も新鮮でしたね。非常に教育上よろしくありませんが、プレイヤー諸氏は「現実と空想の区別がつけれる」立派な大人でしたよっと。

ともかくプレイヤーのみなさんお疲れさまでした。また遊ぶ機会がありましたら是非。

久々にキャンペーン終わらせた気がする・・

2008-10-25
       

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