(この記事は5/21に記載しております。遅いわ!)
5/3-5/5は割と長いスパンで遊んでいるジークジオンのキャンペーンでした。
GMはこーしぃさん。
実プレイは半年~1年間隔で遊んでいる状況ですが、今回も充実したプレイでしたことよ。
-UC0085。独裁者の野望を砕くために最大の鉄槌が振り下ろされる。
エゥーゴ・DFC・アクシズの3軍連携による「マハル強襲作戦」によりジオン軍のコロニーレーザーは破壊された。しかし、ジオン軍総帥たるギレン・ザビは覇権への野望を未だ捨てはしなかった。マハルを失ったとは言え、この作戦でジオンが与えた損害も大きく、そしてまだジオンには地球の資源も宇宙の工業力も残されていたのだから。
戦力回復の間に合わないエゥーゴに対し、ジオン軍はソロモンの戦力も併せてグラナダ撃滅作戦を発動させる。これに対し、時間的・戦力的に余裕の無い中で発案されたのが、小惑星アクシズを直接宇宙要塞ア・バオア・クーに衝突・破壊を試みるという本作戦である。
人材的・技術的には遅れを取っていたジオン軍であるが、その国力は高く、またたく間に強固な可変機の実線配備を成し遂げていた。
そしてまた、適合パイロット不足により遅れを取っていたニュータイプ兵器に関しても「奥の手」を使う事によってジオン軍はマッチアップを図ろうとしていた。つまりクローン技術によるニュータイプパイロットの製造である。
DFCの最精鋭部隊であるネェル・アーガマ隊は、この作戦の根幹となる核パルスエンジンをアクシズの衝突まで護衛する部隊として命を受けた。予想されるはジオン軍最精鋭部隊。宇宙世紀の黄昏に、まばゆく散りゆくものは果たして誰、命を継ぎ明日の灯を点すのは果たして何者なのか?-
というわけで「アクシズをア・バオア・クーにぶつけるからそれまで死守してね!」という作戦的にはZのアレです。
メンバー
ユリウス = ヴェッカー 乗機:ORX-013(ガンダムmkV)。中佐。プレイヤー自分
マーク・シラー 乗機:RMS-143(ゼク・ドライ)。大尉。NPC。
我那覇 志麻 乗機:RMS-099S+D(スーパーディアス)。大尉
花諷院 沙輝 乗機:AMX-004G(量産型キュベレイ)。NT+強化人間。大尉
ミケーネ・コーラル 乗機:MAN-010(ゲー・ドライ)。NT。中尉
フローティリア・マーレイ 乗機:MSZ-006C1[Bst](Zプラス・ハミングバード)。少尉
旗艦:ネェル・アーガマ(ハイメガキャノン装備、今回は後方待機)
前回から乗機の変更は無し、今回もドリームチーム結成になっております。
今回の戦闘はジオンの精鋭部隊がアクシズの核パルスエンジンを壊すために攻めてくるから守りきってね!という条件の戦闘でした。ゲーム的にはへクスマップの端と端から両軍登場して交戦というオーソドックスなタイプのMAP×2。
最初の戦闘は、PC有利ベースで推移。敵部隊には今回から大量投入のガブスレイやハンブラビにリゲルグや近藤版Zが混じってる感じ。大きく損害を被る事はないものの、回避と装甲が高くてなかなか攻撃が通らず苦戦。敵部隊の側面や背面を取れるようになって攻撃が通りだしたかな?って流れでした。このMAPでは中ボス的な存在もおらず、ラックの喪失を抑えて次MAPへ。
その後、Zプラス乗りのフローティリアがコネを持っている関係で、戦闘の合間にアムロ・レイから通信アリ(アムロの乗機はプラン303Eである)。んで、状況を整理すると2案
A)ゲードライが2機出てくるMAP と ビグザムが2機出てくるMAP の2戦闘。無論量産機は双方に出る。
B)ゲードライ2機とビグザム1機が同時に出てくる特盛MAPを1戦だけ。アムロに頑張ってもらうためにラックも若干消費。
だいぶ量産機落とすのがつらいのと、2戦闘やったら絶対にラック尽きるってんでB)を選択。
そんな感じで戦闘は、量産プルの乗ったゲードライ2機にグレミーの乗ったビグザムが1機いるという巨大怪獣決戦。もちろんPC側もドリームチームなんであんまし強くは言えないんですがね。
んでこの戦闘なんですが、とにかく敵が硬い。見えない・当たらない・貫通しない・誘爆しない。当初はなるべく被弾を避けてゆっくりと戦線を押し上げたかったんですが、こちらの機体は早々に確認され、ファンネルでは敵量産機に有望な打撃を与える望みが無い事が判明、射程の長いスマートガンもイマイチ有効打が出ずと分が悪い。
自分もほぼ限界一杯の回避行動は取っていたものの、フェダーインライフルの一撃でG-Vの盾破壊。もう1ラウンド準備して陣形を整えれば良かったんですが、盾の無い中でフェダーインライフル数本に射撃を受けて、ラック消費も性能低下も無く乗り切る自信はありませんでした。
そんなこんなで、なし崩し的にラックが切れる前に突撃ー!となった訳です。ラック減らさずに耐えれたら爽快だったかもしれないけど、耐えるのにラック使い果たして負けたらそれは悔しすぎる。
運命の1ラウンドはヴェッカーが貫通ランチャーで2体のゲードライを1部位ずつ破壊。その後ゲードライAにはミケーネのゲードライが特攻状態で突っ込んでこれを破壊。ゲードライBはこちらも果敢に突っ込んだフローティリアのハミングバードと覚醒したアリスシステムが破壊。その後、敵のラウンドでビグザムの巨砲に右腕を持っていかれてヴェッカーが気絶。続くラウンド、ビグザム改に我那覇がグロウスバイル(両手持ちの推進装置付きヒートアックス)で突撃し、アリスシステムとかアリスシステムが無双したのち、なんとかギリギリでビグザム破壊。ミケーネのゲードライはラッキーヒットを貰ってしまい、それを回避するラックが残っておらず、あえなく撃沈。
核パルスエンジンに損害の無いアクシズは予定軌道を進み、ア・バオア・クーの構造上もっとも弱い箇所へと衝突。これを破壊することに成功した。
そんな感じでなんとか辛勝でした。ボード戦闘2MAP合計で2日間・16時間ぐらい遊んでたかしらん?
後日談としては、ジオン軍はア・バオア・クーを失っても徹底抗戦。グラナダではだいぶ弱体化して僅かにエウーゴと同盟して生きながらえていたはずのティターンズが、エゥーゴの防衛中にこれを裏切って蜂起。なんでもニュータイプ兵器を無効化してしまうマル秘システムが稼動してしまったらしい。んでその戦いの中、キャラスーンがあえなく戦死。
背後を探ると、やっぱり死んでいなかったシロッコの影が。
というまる2日間ボード戦闘でした。今回は敵側にガブスレイとハンブラビ、ハンブラビ改たるヴァンパイアが沢山出てきたんですが、ちょっと強敵すぎでした;;回避捨てて攻撃しないと攻撃当たらない(しかも有効打にならない可能性も高い)、一撃が重いのでラッキーヒット1発で四肢欠損または撃墜の可能性高しと、かなり辛い感じ。いろいろゲーム中にも泣き言を喚いてしまってゴメンナサイ。せめて当たりはするけど有効打になり難いとか、当たり難いけど当たれば堕ちるとか、そのへんのバランスだと良かったかなぁと。ゲードライやビグザムとドンパチして欲しかったってのはあるかもしれませんが、その手前のハードルが(プレイヤー視点だと)高すぎて、捨て身で突貫の戦法になってしまったのはプレイヤーとしても残念です。
とはいえ、ひさかた振りのジークジオンでヘックスマップ上のコマ動かしたり、DCPで一喜一憂するのは楽しかったです。毎年ゴールデンウィークをジークジオンで占領しているせいで、プレイヤーのご家族各位には大変ご迷惑をお掛けしており、本当にすいません。
つうわけで、次回はついにシロッコとの対決。胡散臭いMS・MAも色々出て来そうで戦々恐々。そして、それが今キャンペーンの最終回となりそうです。シナリオ提示からデータ作成・ユニット作成など、あいかわらずのスーパーGMっぷりを発揮しているこーしぃさん含め、遠方より集まって頂いたプレイヤーの皆さんに感謝です。
あとマーク・シラーのプレイヤーだったTさんですが、今年3月に病気のためご逝去されました。今回のセッションでもマークは狙撃で活躍していたので、それ見て天国でドヤ顔しててくれるといいなぁ。