煮え台詞

 エンギアキャンペーンを月イチペースでやってたのですが、この前大団円を迎えました。ダイスでカツカツするのも楽しいけど、真っ向キャラプレイも楽しいねぇ。


 PC達はヤシマに建造された新型双胴空母「芙蓉」の乗組員なんですが、いきなりの天使戦の末、なんと南氷洋まで時空転移。その際、機関部にも大きなダメージを受け、ヤシマは遠いぜドンブラコというマクロス展開からスタート。
 難題多い帰途では、水不足でシュネルギアが南極まで氷取りにいったりとか、そんな研究聞いてないよとか、燃え中将登場とかいろいろ。ヤシマに戻ればクーデター画策だのミカド擁立だので、最後は太平洋発マンハッタン強襲作戦。天羅系特有の座布団の広い話(でも小難しくない)が堪能できましたことよ。
 このキャンペーンのGMしてくれたのは古い友人のEDDY氏なのですが、氏はやっぱこういうシナリオの作り方上手いなぁと再確認。下手なGMだと、話の規模は大きそうだけどPLの感じるスケール感がしょぼすぎとか、設定大げさにしすぎてPLどころかGM自身ですら把握できなかったりといった事が多いんですが、氏はツボを突いた展開&設定なのよね。
 ちなみに自分は指揮官アーキでPC1ちゃん。アカシックレコードの記憶を過去に持つ熱血&策謀艦長なのでした。つうかヤシマ戻る時に陸軍と海軍から政治力で押された時に、「クーデターしたい」とか言ったの私です。その節は本当にありがとうございました<(__)>
んで、キャンペーンを通しての感想
・全9回で約1年。長さ的にはベストかなぁ。
・もうちょい大人と子供の対立とかそっから来る和解とかやりたかったかも。
・リソース浪費型のシステム(※)では「最後にやりたい事の反対の事をしてみる」ドクトリンは有効。仲良くなりたい人間だからこそまずは喧嘩を吹っかけるみたいな。(注:ちゃんと自分の方から折れましょう。)
・おひねり投げたり投げられたりしてると、やっぱ盛り上がってくるぞっと。
・G氏は何故あそこまで萌え完全機械化兵がプレイできるんでしょうか?やっぱり外見とは裏腹に中に姫詰まってるからですか?
・ラブは難しいね。いろいろと。
(関係者向け)
最後の幕ですが、やっぱエンギアって人間VS天使(神)がコンセプトとしてあるので、人間側は人間としての存在のまま神と戦った方がいいんでないの?てので結構悩んでおりました。まあ結局その悩みこそがPC1の旨みであったであろうし、自分の行動には満足しておりまし。あんま偉そうな事言えないけど、ま、エンギアだからいいよね^^;
(※)リソース浪費型システム:まあ所謂ドラマチックなシステム。この手のシステムは「いかに安全に目的を達成するか?」ではなく、「いかにドラマチックに目的に到達するか?」に重きが置かれるので、あえて窮地に入り込んでドラマ展開を呼び込むリソースの浪費は有効な手段足りえる。小さいとこではあえて敵の攻撃を食らってみたりというとこから、袋叩きに合うの承知の上で単機突撃とか、そんな感じ。問題は、GMとほかのPLとが意思疎通出来てないとダメってことか。「きっとみんなわ僕の事を判ってくれてるよ!」とかろくに確認も取らずに突っ走ると大抵悲惨な事が起こる。
あー今回も長い。
ともかく関係者の方々、長い間楽しい時間をありがとうございました。

       

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